PSUOBBAATool 簡単設定の画質比較

これも、そのうちPSUOBBAAToolのページのほうにも載せると思いますが・・・

PSUOBBAATool 1.5.44の簡単設定での画質の比較です。
尚、標準設定を使用すれば、さらに多くのアンチエイリアスの指定ができます。

元のスクリーンショットは、現在のところ、以前の記事に掲載しています。

PSUOBBAAToolの簡単設定では、8種類の指定が可能です。

  • 文字のかすれを修正
  • アンチエイリアシング (軽度・軽負荷)
  • アンチエイリアシング (軽度・G92系向け)
  • アンチエイリアシング (中画質・中負荷)
  • アンチエイリアシング (高画質・高負荷)
  • アンチエイリアシング (高画質・GTX480向け)
  • アンチエイリアシング (高画質・GTX480SLI)
  • アンチエイリアシング (SS向け・超高負荷)

これらの指定は、お使いのグラフィックカードにより、おすすめやお試しを判別して、最適な指定を行うための指針を表示していますが、この設定でどれくらい画質がかわるの?
という疑問もあるかと思います。
アンチエイリアスをいったんかけると、元に戻れないとよくいわれます。
これは私も同じです。
その点について、大半を占める2点、
設定によるキャラクターの画質と、遠景の画質の2点について、比較画像を交えて記載します。

尚、画像については、PNG形式です。
携帯機ですと表示されない場合がありますのでご注意ください。
また、クリックすることで、フルサイズで表示されます。
横幅がかなり大きいので、ブラウザで正常に表示されない場合は、いったん保存などしてから、お手持ちのビューアーでご覧くださいませ。
比較画像は、左から順番に、PSUOBBAAToolの簡単設定で指定した表示となります。

キャラクターの画質

psuIlluminus_Fiana_Neudaiz_Outoku_AAComp

アンチエイリアスの種類、指定を変更することで、主にキャラクターの輪郭の(ぎざぎざ)ジャギーが低減されるため、キャラクターの表情や衣装などが見やすくなります。

文字のかすれのみ修正ですと、アンチエイリアスはかかりませんので、
通常の表示のままです。

アンチエイリアシング (軽度・軽負荷)は最低限のアンチエイリアスをかけています。
キャラクターの輪郭は少々ジャギーが残りますが、なしよりも低減されています。
見る人によりけりですが、軽減されたほうが見た目は良くなると思います。
軽度および、軽度G92向けはともに同じアンチエイリアスなので見た目はあまりかわりませんが、テクスチャフィルターや異方性フィルタの強度が違いますので、微妙に差があります。

アンチエイリアシング (中画質・中負荷)は、CSAA8xを使用することで、ジャギーがほぼ目立たなくなっています。

高画質・高負荷くらいですと、キャラクターのまつ毛などの表示も改善され、自然に見えるようになります。

GTX480向けで、ジャギーが目立たなくなり、自然な感じで表示されています。

GTX480SLIでは 半透明部分のアンチエイリアスが強化されて服のパーツなどの画質があがるのですが、服によりけりだったりしますので、今回の画像ではわかりづらいかもしれません。
ただし、後ろの樹木の表示でお分かりかと思います。

SS向けは現状最高の画質で、文句もでないと思いますが・・・GTX285で2,3フレームしか出ないという、とても重い処理です。

どのような感じでこれだけ見た目が変わるのか。
それは、アンチエイリアスの処理方法なのですが、そちらの詳細は他のサイトにありますのでそちらにお任せします。

psuIlluminus_Fiana_Neudaiz_Outoku_AAComp2xキャラクターの一部を2倍に拡大して並べた画像です。
ニアレストネイバーで拡大してますので、どのように表示されているかわかりやすいと思います。

ジャギーの間を中間色で埋めることで、滑らかにしていますね。
一見簡単なように見えますが、対象のピクセルの周りの色を検出して計算したり(MSAA/CSAA)、いったん拡大して内部で描画し、元のサイズに縮小する方法(SSAA)を使用したり、それを両方組み合わせて表現(Combined AA)したりします。
このような処理を1フレーム毎に行う為、アンチエイリアスは重い処理なのです。

遠景の画質

遠景の画質にも、もちろんアンチエイリアスは関係しますが、異方性フィルターも大きく影響します。
また、PSUの場合、半透明オブジェクトも多いため、半透明AAも重要ですね。

psuIlluminus_Fiana_Neudaiz_Outoku_AAComp_backこの画像は、オウトクシティの遠景部分を比較したものです。

文字のかすれのみ調整とアンチエイリアシング軽度については、あまり変わらないように見えます。
最低限のアンチエイリアスですと、遠景部分のジャギーは低減しにくいのですね。

ただし、同じアンチエイリアスがかかっている、軽度・G92向けですと、画質が少々上がっています。
これは異方性フィルターを4xに指定しているのが大きいです。

高画質・高負荷になると、地面のラインのジャギーがほぼ消えていて、画質が上がったように感じます。
これは、Combinedに含まれる SSAAの効果が大きいのですが、異方性フィルターも貢献しています。
しかし、樹木がちらついているように見えるのは否めません。

GTX480向けになると、樹木の画質も1段上がります。
これはSSAAが一段細かくなっている影響が大きいです。

GTX480SLIやSS向けになりますと、樹木が自然に見えるようになり、右の提灯の釣り部分も自然に見えるようになっています。
これは、半透明アンチエイリアスに、SGSSAAを使用して、厳密にアンチエイリアスをかけている為です。
(ただし、これがとても重いのです)

psuIlluminus_Fiana_Neudaiz_Outoku_AAComp_back2x上記の画像をニアレストネイバーで2倍に拡大したものです。

キャラクターと同様、どのように表示しているかがわかると思います。

今回は、キャラクターと遠景の2点について記載していますが、エフェクトや武器のフォトン発光部分などにも影響しますし、遠方のアイテムの描画も改善され、遠くから、どのアイテムか判別しやすくなったりもします。
遠景の地形が自然に見えることでマップの把握もしやすいかと思います(ちょっと苦しい?)

ただし、設定を上げればあげるほど、グラフィックカードの処理能力を要求されます。

おすすめとしては、高画質・高負荷設定なのですが、FS0でストレスなく遊ぶには、GeForce GTX285/GTX260かGTX460クラスのグラフィックカードを要求されます。

ぶりちゃんのPCはGTX285なので、この設定でプレイしていますが、予算があれば、GTX580で一段上の設定、できることならGTX480SLI向けの設定でプレイしたいところです。


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