昨日、フルアクティベートバージョンの初期リリースを含む、1.4.36をリリースしていましたが、本日、いままで不明だったLoD BIAS調整の設定値が判明したのもありまして、急きょ、1.4.37をリリースしました。

1.4.36公開時は力尽きたので、ぶろぐには内容をのせていませんでした^^;
今回は両方のリリースについてです。
1.4.37の新機能
これで、PSUの文字のかすれを調整可能になりました。
SGSSAAやSSAAのみで無理直す必要はなく、アンチエイリアスの有無にかかわらず、文字のかすれを調整できます~^^
ただし、ドライバは260.99以降を使用してくださいね。
数値は0.125単位でー3.000から3.000まで設定できます。
数値としては、-1.000、Combinedは-0.500くらいを目安で調整するといいかもしれませんね。

これは、初期リリースからボタンだけはあったのです(隠してました)が、今回、LoD BIAS調整が可能になったことで、やっと解放することができました~
また、各AA設定ボタンにもLoD BIAS調整を組み込んでいますので、1.4.37をインストール後、簡単調整をお使いの方は、再度、使用している設定ボタンを押して、再適用してくださいね~
詳細な更新履歴はこちらから。
詳しくは、PSUOBBAAToolページをご覧くださいませ。
また、ダウンロードはこちら。
と、ここまでが1.4.37の情報です。
なぜ、1.4.36で力尽きたかといいますと・・・かなり大きな変更がいろいろ入っているからなのです。
以前の記事で、非公開バージョンというものを何度か紹介しましたが、1.4.36では、その非公開バージョンの初期(正式)リリースとなります。
このバージョンを使うには、設定ーヘルプのバージョン情報に新設された、アクティベートファイルの読み込みを指定して、アクティベートファイルを読み込む必要があります。
でも、このファイルは申し訳ありませんが、一般公開はしません。
お世話になっている方には配布を考えています。
さて、フルアクティベートバージョンでは何ができるかといいますと・・・
つまり、PSU/PSOBB以外の設定も変更できるようになります。
でも、それだけ汎用になると、簡単設定は難しくなります。
ですので、フルバージョンは、標準設定/詳細設定にしか適用されません。
以下に、フルアクティベート版の標準設定のスクリーンショットを一部のせます。
トップのほうにある、通常版の標準設定と見比べていただくと、よいかと~




- 標準設定は、上記のプロファイル変更により、汎用設定が可能なように変更されています。
nHancerとほぼ同等の設定が可能になります。
フルアクティベートモードは、完全にこちらに切り替わります。
通常版の標準設定は無効になり、ちょっと設定で敷居がたかくなります。
一般公開しない理由の一つです。

- アクティベートファイルの読み込みを追加しました。
これにより、アクティベートファイルを持っていれば、ファイルを読み込むことで、PSUOBBAAToolの再起動後に対応したバージョンに変更されます。
その他、細かい仕様を調整したりしています。
1.4以降が完全なリリースといっても差支えない状態^^;
尚、通常版/フルアクティベート版にかかわらず、PSUOBBAAToolはオンラインアップデータにより、各指定項目を更新することが可能です。
- SettingIDs
これは、設定キーです。今回でいえば、新しく、LoD BIAS Adjustment���追加されました。
基本的に詳細設定で、項目がふえますので、そちらで変更ができるようになります。
- SettingValues
こちらは、設定の項目になります。
AA_FEATURE_BITSなどのリストボックスの内容などが含まれます。 - GPUIDs
これは、使用しているGeForce GPUを判定するものです。
基本は判定のみですが、G92系GPUにて、MSAA4x以上で白い線が発生するため、G92を判別した際は、G92向けAA設定フラグを指定するなどを行っています。
これら3つが、オンラインアップデータにて更新されます。
いままで、数回アップデートを行っています。
やっと、LoD BIASについて実装することができました^^
これで、256以降のドライバで、以前と同様の設定を行うことができますね。
ぶりちゃんも肩の荷が下りた感じです。
もちろん、なにかあれば、更新や各設定のオンライン更新はつづけていきますよ~
LoD BIASの設定はラベンディーさんのブログと情報を参考にさせていただきました。
情報を寄せてくれた方々など、お世話になった方には、お礼として、フルアクティベート版のライセンスファイルを配布したいと思ってます。